「北軽井沢」って「軽井沢」じゃない!?

スポンサーリンクです。

「北軽井沢」と聴いて、あなたは何を想像しますか?

大きなアウトレットモール、オシャレなレストランやカフェ、リゾートホテルや美術館など、素敵ですよね~。

でもそれ、「北軽井沢」にはありません!それがあるのは「軽井沢」の話です。軽井沢と北軽井沢は違います!

えっ!?軽井沢の北の方だからあるんじゃないかって?いやいや、無いんですよ、無い。
だって「北軽井沢」は

群馬県なんですから!!

寝耳に水の方が結構いると思います。だって群馬に住んでいる私でさえ初めて知ったときは驚いたし、こう思いましたよ・・

だまされたって(笑)

いや、まあ勝手に思いこんでいたので悪いのはこちらですが、「軽井沢」なんて言葉がつくからてっきり・・、旧軽井沢、中軽井沢の流れで北軽井沢かと(笑)

実は、北軽井沢は群馬県長野原町という町の一部地域の事なんです。もともとは「地蔵川」と呼ばれる地域だったのが、この地域に別荘を建てた関係者が

「軽井沢の北だから、ここは北軽井沢ね」

と、言ったかどうかはわかりませんが、それだけの理由で北軽井沢と呼ばれるようになったんです。

役場のある住所を調べてみました。

「軽井沢」:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2381-1
「北軽井沢」:群馬県吾妻郡長野原町長野原66−3

違いますね。北軽井沢はどっぷり群馬県だと分かります。

では、別荘地として開発が進んだのに、軽井沢とは全く違うのはなぜなんでしょう?

それは、先ほど述べた北軽井沢に別荘を建てた関係者が重要なんです。

北軽井沢に別荘を建てたのは、元法政大学学長さんで、「文化人のための静謐な避暑地・保養地」として開発を始めたのです。

つまり、パーティーピーポーのように派手に騒ぐためではなく、静かで落ち着いた自然の中で文学や芸術を育んで欲しい!との壮大な理由があるんです。

そうすると、なかなか観光の要素は増えていかないですよね~。むしろ、本来の別荘としての要素が大事になってきますよね。

現在でも、北軽井沢は別荘地ですが本当に静かなところで自然を感じられる場所になっています。
ある意味、軽井沢の華やかな雰囲気と違った、味のある別荘地だと思います。

もし私にお金と時間があれば、人の多すぎる軽井沢よりも、北軽井沢に別荘が欲しいと思います。
仲の良い友達や家族を呼んで、のんびりバーベキューをしたり、スポーツをするにも困らない広さと静けさがあるので、憧れますね♪

北軽井沢は群馬県ですが、長野県の軽井沢にも負けない魅力があります。
近くの浅間山が噴火した際に流れてきた溶岩で出来た「鬼押し出園」や、「浅間大滝」、北軽井沢の開発のきっかけにもなった広大な牧場「浅間牧場」などなど、自然の魅力を感じられる素晴らしい場所です。

ぜひ、一度は訪れてみてはいかがでしょうか!

コメント

タイトルとURLをコピーしました