【チェリストがおすすめ】チェロが魅力的な名曲

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今回はチェロが魅力的な名曲を紹介します。初心者の方に向けた短めな曲と、チェロと言えばという曲をピックアップしました。

チェロは幅広い音域が特徴なので、バイオリンのように主旋律のメロディーを弾いたり、コントラバスと一緒に低音域の伴奏したり、その他の楽器と一緒に別の旋律で絡み合うなど忙しく活躍する楽器です。

様々な魅力が伝わるよう選曲してみたので、聴いてみて下さい。

サンサーンス 動物の謝肉祭より白鳥

フランスの作曲家、サンサーンスの曲です。1~2分程度の短い曲が全部で14曲セットになった組曲「動物の謝肉祭」で、13番目に「白鳥」が登場します。

「白鳥」はピアノの伴奏にチェロがメロディーを弾く曲で、聴けば一発で分かります。3分程度の短い曲で、シンプルなメロディーながらとても美しい曲です。

白鳥以外に、ぞう、亀、カンガルー、化石、ピアニストなどそれぞれをモチーフにした曲調となっていて、おもしろい作品になっています。

ちなみに、動画でチェロを弾いている男性は世界的に有名なチェリスト「ヨーヨー・マ」さんで、アメリカのオバマ大統領が就任の式典で演奏を行いました。

Yo-Yo Ma, Kathryn Stott – The Swan (Saint-Saëns)

フォーレ 夢のあとに

フランスの作曲家、フォーレの曲です。歌曲「三つの歌」の中の1曲で、ピアノを伴奏にチェロがメロディーを奏でます。

チェロの音色にはこの曲のように少し暗い、物悲しい雰囲気が良く合います。ゆったりとしたテンポで、聴いていると眠くなります。

3分程の短い曲で、中盤に向けて盛り上がり、静かに終わりを迎えるので聴きやすいですよ。

Fauré – Après un rêve | Cello

ドヴォルザーク チェロ協奏曲

チェコの作曲家、ドヴォルザークのチェロ協奏曲です。オーケストラにソロのチェリストを加えた編成で、チェロ経験者であれば必ず知っていますし、「チェロ協奏曲」と検索すればこの曲が1番にあがってきます。

ドヴォルザークが作曲したチェロのコンチェルト(協奏曲)なので、通称「ドヴォコン」と呼ばれており、3つの楽章から出来ている曲です。

ちなみに、下の動画で演奏している人は「ミッシャ・マイスキー」と言う方で、この方も世界的に有名なチェリストの1人です。ただ、私には映画「ロッキー」などで有名な俳優「シルベスタ・スタローン」にしか見えません(笑)

Dvorak – Cello Concerto in B minor. Mischa Maisky & Jacek Kaspszyk, Warsaw Philharmonic

ブラームス 交響曲第3番3楽章

ドイツの作曲家、ブラームスの曲です。4楽章からなる交響曲で、今回紹介するのは3楽章です。

ブラームスの交響曲は4作あり、どの交響曲でも比較的チェロがメロディーを担当する事が多いです。交響曲以外でも、「弦楽六重奏曲第1番1楽章」や「ピアノ協奏曲第2番3楽章」はチェロのメロディーから始まります。物悲しい雰囲気とチェロの音色がブラームスの曲に合いますね。

下の動画は3楽章からとなっています。曲の全体は約33分と長い曲ですね。

交響曲第3番(ブラームス)

まとめ

いかがでしたでしょうか?チェロはバイオリンと比べて音域が低いため、物悲しい雰囲気の曲調に合います。

チェロはソロ、ソナタ、弦楽合奏、オーケストラと出番の多い楽器なので、もう少し踏み込んだ選曲もしたいと思います。

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