マーベル作品は「アイアンマン」から最新作「スパイダーマン/ファー・フローム・ホーム」まで全24作品あります。
「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrや、「ドクターストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチなどもともと有名な俳優だけでなく、マーベル作品に出て有名になった「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンス、「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースなど豪華な顔ぶれも人気の要因です。
実は、マーベル作品にはこの他にも主役級の人がさらに出ています。私も何作か驚くキャスティングがありました。では、ご紹介していきます。
真田広之
「アベンジャーズ/エンドゲーム」に日本のヤクザ役で出てきます。
世界中の悪を滅ぼそうと戦う「ローニン(ホークアイ)」と刀で戦います。
日本が舞台のシーンなので、マーベル作品ではとても珍しくセリフは日本語です。
「日本=ネオン街、刀」という海外の人には分かりやすいシーンかも知れませんが、日本人からすると違和感だらけのこのシーン、ある意味貴重です。
浅野忠信
「マイティ・ソー」、「マイティ・ソー/ダークワールド」、そして「マイティ・ソー/バトルロワイヤル」にソーの仲間として出てきます。
セリフも英語で、結構戦闘シーンもあり驚きました。
「バトルロワイヤル」では、ソーの姉「ヘラ」に立ち向かうシーンで重要な役を演じています。
残念ながらヘラに破れてしまいますが、つい頑張ってほしいと思ってしまいます。
ナタリー・ポートマン
「マイティ・ソー」、「マイティ・ソー/ダークワールド」、そして「アベンジャーズ/エンドゲーム」にソーの恋人役としてメインで出てきます。
シリーズ当初だと、ソー役のクリス・ヘムズワースより断然有名なので配役に驚きました。
ナタリー・ポートマンと言えば、「レオン」、「ブラック・スワン」など暗い役のイメージでしたが、マイティ・ソーでは明るくちょっとドジな雰囲気もあり、可愛わしい感じがします。
「マイティ・ソー/バトルロワイヤル」ではソーと別れて出演が無くなるかと思われましたが、「エンドゲーム」で復活し、新たな「マイティ・ソー」シリーズでも出演が決まりました。
アンソニー・ホプキンス
「マイティ・ソー」、「マイティ・ソー/ダークワールド」、「マイティ・ソー/バトルロワイヤル」に出ています。
眼帯をし髪の毛はもじゃもじゃ、格好は鎧を着ているため気付きにくいです。
アンソニー・ホプキンスと言えば「ハンニバル」のレクター博士のイメージが強いと思いますが、マイティ・ソーでは国王として勇敢で力強い姿を見ることが出来ます。
戦うシーンもあるのでかなり貴重な出演だと思います。
ケイト・ブランシェット
「マイティ・ソー/バトルロワイヤル」の悪役ヘラとして出演しています。
全身黒い格好で頭もトゲトゲの兜のような被り物をかぶっていて、パッと見気づきません。私はエンドロールで気が付きました。
ケイト・ブランシェットは「ロード・オブ・ザ・リング」では味方側のガラドリエル、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」では悪役のイリーナ・スパルコを演じるなど、幅広い役が出来ます。
今回はソーの姉として、強さと図々しさを兼ね備えた嫌なヤツを存分に演じてくれました。
シルベスター・スタローン
「ガーディアン・オブ・ギャラクシー・リミックス」で、ヨンドゥの恩人「ラベンジャーズ」の伝説的リーダー役で、本の少し出ます。
何の脈絡もなく突然現れ、とても驚きました。出演自体は2時間の映画の中で10分程度だと思われますが、インパクトは強いです。
続編の制作が決定しているので、今後何らかの形で出てきてくれたら面白いですね。
ヴィン・ディーゼル
「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」、「ガーディアン・オブ・ギャラクシー/リミックス」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に出演しています。
見覚えがない?それもそのはずです。セリフは1つ「I’m Groot」のみ。木の生物グルートの声で出演しています。
ヴィン・ディーゼルと言えば、「ワイルド・スピード」シリーズで主役のドクを演じ、強面で頼れる人物と言った印象なので、ある意味グルートにも共通するところがある気もしますが、まさかでした。
ヴィン・ディーゼルと知ってもう一度見ると、セリフ一言一言に味わいを感じます。
ブラッドリー・クーパー
「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」、「ガーディアン・オブ・ギャラクシー/リミックス」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に声優としてロケット役で出ています。
声だけの出演で言えば同じ作品のグルートや、アイアンマンのAI「フライデー」、その他CGのキャラクターなど多いですが、主役として出ているので出番も多いです。
ブラッドリー・クーパーは俳優として「ハングオーバー」で有名になった他、監督業ではレディ・ガガと共演した「アリー/スター誕生」でアカデミー賞で7部門にノミネートされるなど、多方面で成功しています。
ジュード・ロウ
「キャプテン・マーベル」にキャプテン・マーベルの所属する軍の上司役で、高い戦闘能力を持つ頼れる人物として登場します。
物語が進むと実は悪役だった事が分かりますが、ジュード・ロウはこれまでの作品で、「ホリデイ」のグレアム役の優しい人物や「シャーロック・ホームズ」のワトソン役のようなちょっと頼りないキャラクターを演じる事が多いせいか、ややコミカルな扱いになっています。
続編のアナウンスが無いので今後の出演は未定ですが、「キャプテン・マーベル」は重要なキャラクターが多く出演しており、あまり深堀されずに物語が終わっているため、続編に期待したいところです。
ロバート・レッドフォード
「キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に出演しています。
アベンジャーズを管轄しているS.H.I.E.L.D.の理事を務める高官として動いていましたが、実は敵の組織「ヒドラ」の一員の悪役として登場していました。
ロバート・レッドフォードと言えば往年の名俳優として有名なので説明は不要かも知れませんが、「明日に向かって撃て」、「スティング」などで俳優として出演し、監督としては「普通の人々」でアカデミー賞監督賞受賞しており、演技と制作の両面で成功した最初の映画人と言われています。
ゼンデイヤ
「スパイダーマン/ホームカミング」、「スパイダーマン/ファー・フローム・ホーム」に出演しています。
歴代のスパイダーマンシリーズで、スパイダーマンの恋人役をしていた「MJ」役をやっており、今後のピーター・パーカーとの関係が気になります。
他の俳優女優と比べると知名度は低いですが、ディズニーファンの方はご存知の方も多いと思います。
ディズニーチャンネルのテレビドラマ「シェキラ」、「ティーン・スパイKC」に出演していました。
ディズニーチャンネル出演の有名人と言えば、ザック・エフロン、マイリー・サイラス、セレーナ・ゴメスなどがいます。
実写版「アラジン」のジャスミン役「ナオミ・スコット」もディズニーチャンネル出身なので、今後の活躍が気になります。
スタン・リー
スタン・リーは俳優ではないのにほぼ全てのマーベル作品に出演しています。シリーズ当初の「アイアンマン」から「アベンジャーズ/エンドゲーム」まで、ロバート・ダウニー・Jrよりも多くのMCU作品に出ている彼は、一体何者なんでしょう?
マーベルコミックスが好きな方は説明しなくてもご存知だと思いますが、スタン・リーはマーベルコミックスの原作者なのです。
時には本人役、時にはパーティー客、警官やヒッピーなど様々な役柄でほんの一コマ、カメオ出演しており、白髪のロン毛おじいちゃんは楽しそうに映画に参加しています。
残念ながら2018年に亡くなってしまったため、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が最後の出演となってしまいました。
どこかに現れるスタン・リーを探すのもファンの間ではマーベル作品の楽しみ方の1つなので、気になる方は注意して見るのも良いですね。
私が初めて気付いたのは、「マイティ・ソー」のハンマーを力自慢が持ち上げようとするシーンで、車にハンマーを繋いで引っ張る運転手がスタン・リーでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ヒーロー以外の役者も豪華でとても見ごたえのある作品ばかりです。
これらの作品は全て「Disney DELUXE」に加入すると月額700円で見放題なので、マーベル好きな方は加入がお得です。
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