「アベンジャーズ/エンドゲーム」が2019年4月26日に公開され、世界興行収入1位となる大ヒットを成し遂げました。
「エンドゲーム」はDisney傘下のマーベルの作品で、第1作目の「アイアンマン」から「エンドゲーム」までで全22作が公開されています。
今までのマーベルの作品を見たことがないけど「エンドゲーム」が気になる、でも22作全部見るのはちょっと・・・。
そんな人のために、今回は「エンドゲーム」を楽しむために見るべき作品を厳選して5作品、ご紹介します。これを見れば、「エンドゲーム」を十分楽しむことが出来ます。
個々の作品が繫がっているので、「エンドゲーム」から遡ってご紹介していきます。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」とは
出展元:ディズニーマーベルHP
「アベンジャーズ/エンドゲーム」のあらすじをざっくり紹介すると、インフィニティ・ストーンの力を利用して全宇宙の命を半分にしたサノスを倒すべく、生き残ったヒーローたちが立ち向かう話です。
あらすじを紹介されても全く分からないと思うので、ここで抑えておくべきポイントは以下の項目です。
・インフィニティ・ストーン
・サノス
・生き残ったヒーローたち
「インフィニティ・ストーン」はマーベル作品全22作に通じるもので、宇宙が始まった時から存在している強力なエネルギーを持つ6つの石の事です。
これらの石の力を使い、全宇宙の命を半分にしようとしている悪役が「サノス」という人物です。
「エンドゲーム」では、サノスを倒すために残ったヒーローたちが立ち上がるところから始まります。
なので、なぜサノスを倒すのか、出てくるヒーロー少ないんだけど・・と、謎ばかりになります。
実際、前作「アベンジャーズ/インフィニティ―・ウォー」と「エンドゲーム」は前編、後編的な作りとなっているので、まずは「インフィニティ・ウォー」を見ましょう。
では次に、「インフィニティ・ウォー」とはどんな作品だったのか解説していきます。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
出展元:ディズニーマーベルHP
「インフィニティ・ウォー」では、サノスが6つの石を集め、全宇宙の命を半分にしてしまうまでの話です。サノスが主役かと思うほど、サノス目線で描かれているので、サノス周辺のキャラクターも自然と理解できるようになっています。
物語は、 アスガルドを失ったソーたちと一緒にいたハルクらが乗る宇宙船がサノス軍団に捕まり滅ぼされるところから始まります。
ハルクのみ助かり地球に戻ると、宇宙の危機をアイアンマン、ドクターストレンジ、スパイダーマンと共に防ぐべく戦いに挑みます。
また、別の場所ではアイアンマンと仲違いしたキャプテン・アメリカ達がマインドストーンを守るべくサノスの部下たちと戦います。
ヒーローたちはサノスを止める事が出来るか、という内容の話です。
ここで抑えておくべきポイントは以下の項目です。
・アスガルドを失ったソーたち
・アベンジャーズのメンバー
・アベンジャーズが仲間割れしている理由
「インフィニティ・ウォー」では、アベンジャーズのほぼ全てのヒーローが何らかの形で登場しています。
その中で、ソーは「インフィニティ・ウォー」の中でかなり重要な役割を担いますが、そこに繋がる話が「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で描かれています。
他のアベンジャーズメンバーは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」内で集合し戦う場面を見ることが出来ます。
また、「シビル・ウォー」ではアベンジャーズの中心人物のアイアンマンとキャプテン・アメリカがある事情を背景に仲違いし、チームが分裂するまでを描いており、こちらも「エンドゲーム」への重要な伏線となっているので、是非とも見てもらいたいです。
話の時系列でいうと「インフィニティ・ウォー」の直前が「バトルロワイヤル」なので、先に「バトルロワイヤル」を紹介していきます。
「マイティ・ソー/バトルロイヤル」
出典元:ディズニーマーベルHP
ソーは雷の神様で、「マイティ・ソー/バドルロイヤル」という作品中に重要な武器を失うも本当の力に目覚め、ハルクや仲間と共に敵を倒すという話です。
この作品と「インフィニティ・ウォー」は連続した時間の流れなので、見ておくと「エンドゲーム」が冒頭から楽しめます。
ソーとハルクはアベンジャーズの中でも1、2を争う強さを誇ります。そんな2人の強さを楽しめるのが今作であり、「インフィニティ・ウォー」のサノスの強さを際立たせる役割もあります。
次に紹介する「シビル・ウォー」にはソーとハルクが出て来ません。その時彼らは何をしていたのか、その間の出来事が描かれています。
では、同時期に起きた話を題材にした「シビル・ウォー」を紹介していきます。
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
出典元:ディズニーマーベルHP
「シビル・ウォー」では、アベンジャーズの主役である「アイアンマン」と「キャプテン・アメリカ」の意見の食い違いから、アベンジャーズの仲間同士が戦いを繰り広げ、チームが分裂してしまうまでを描いた作品です。
共に戦ってきたメンバーが仲違いしてしまうそれまでと違った暗く重い作品ですが、アベンジャーズ同士の戦いは激しく入り乱れ、MCU作品の中でもワクワクする戦闘シーンです。
特に今作でアベンジャーズに出てくるスパイダーマンとアントマンは単独での作品もシリーズで作られているので、際立つ強さとキャラクターの個性がとても面白いです。
「シビル・ウォー」では、アイアンマンとキャプテン・アメリカの誕生からこれまでを理解しないと作品に入り込めません。
お互い譲れない想いの裏にはどんな理由があったのかを紐解く作品が、各キャラクターの誕生を描いた2つの作品です。
・「キャプテン・アメリカ」
・「アイアンマン」
「キャプテン・アメリカ」
出典元:ディズニーマーベルHP
MCU作品の主役と言えるキャラクターが「キャプテン・アメリカ」ことスティーブン・ロジャースです。
この作品では、ひ弱で志願しても兵士になれないスティーブン・ロジャースがどのようにして強力な力を得たのか、「キャプテン・アメリカ」誕生の話です。
スティーブン・ロジャースは強力な力を得る前から正義の心を持っており、シリーズを通して曲がったことを許さない姿勢が格好良く、頼りになるアベンジャーズの中心となります。
しかし、この強い信念がもう1人の主役「トニー・スターク(アイアンマン)」と衝突し、アベンジャーズ解散の引き金となります。
「アイアンマン」
出典元:ディズニーマーベルHP
MCU作品の中で1番の重要キャラクター「トニー・スターク(アイアンマン)」が主役の話です。
大富豪で天才的頭脳の持ち主トニー・スタークが主人公で、様々な機能を持つ全身機械の鎧を身にまとい敵と戦う話です。
自信家で誰にでも高圧的な態度を取るトニー・スタークですが、どんなピンチにも余裕で対応する姿がとてもかっこいいです。
「アイアンマン」は全3作あり、戦いや様々な人との触れ合いで少しずつトニー・スタークの心境が変わっていく姿や、アイアンアーマーがどんどん進化していく様はとても面白いです。
他人のことなど顧みなかったトニー・スタークが、「エンドゲーム」では愛する人のために命をかけて戦う姿は、「アイアンマン」1作目から見続けた人にとってとても感動するポイントです。
まとめ
「エンドゲーム」から遡って紹介をしてきました。この5作品を見れば、大まかなストーリーの流れが分かり、各キャラクターに十分感情移入することが出来ます。
見る順番は公開の古い順番がおすすめのなので、「アイアンマン」→「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」→「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」→「マイティ・ソー/バトルロワイヤル」→「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」→「アベンジャーズ/エンドゲーム」です。
この順番で見れば、最短で「エンドゲーム」までたどり着く事が出来ます。
また、もっと詳しく知りたいと言う方は、そのキャラクターが出ている単独の作品を見るとよりマーベルの世界を楽しむことが出来ます。
また「Disney DELUXE」では、今回ご紹介した5作品が全て配信されているので加入しても損はありませんよ!
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