日本一の集客を誇る博物館、その名は・・
「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」!
ん?おもちゃが凄いの?人形?自動車?なんか適当に寄せ集めた博物館で、たまたま伊香保温泉のお客さんが他に行くと来ないからって来てるだけじゃないの~?
正直、入る前はこう思っていました。
が、2時間後。
「いや~、凄い!めっちゃ楽しかった♪また来たい!」
では、2時間の間に起きたことを説明して行きます!
1、世界のテディベアがお出迎え「テディベア博物館」
まず入館して一番最初のエリアがテディベアエリアです。大きさやデザイン、作られた年代や衣装など、様々な種類のテディベアが、ショーケースの中だけでなく、通路や天井など、所狭しと飾られています。
距離で言えば10メートルもないのに、ここを通過するだけですでに10分以上かかったかも知れません!
見るだけであれば素通りしてしまうかもしれませんが、ショーケースの中にあるものより外に出て実際に触れるモノの方が圧倒的に多いので、抱き締めたり、一緒に写真を撮ったり、すでに博物館すげー状態です(笑)
2、昭和レトロの街並みが再現されている「昭和レトロパーク駄菓子屋横丁」
ここは、一緒に行った私の父親が一番楽しそうでした(笑)映画「三丁目の夕日」のような、古き良き昭和の街並みが再現されています。
テディベアエリアと同様に、所狭しと展示がされており、ブリキの看板や古いバイク、ベーゴマや駄菓子、射的などなど、平成生まれには逆に新しく、昭和世代には懐かしい展示がいっっっぱいです!
ここでは展示以外に、射的ができたり、パチンコのようなレトロゲームも楽しめます。単純な遊びですが、子供でも楽しめるので家族で行くととても盛り上がります♪
駄菓子は売店となっているので購入する事が出来ます。最近のお菓子も販売していますが、駄菓子屋で売っていたお菓子も多数あり、安さもあってついついいらないものまで買ってしまわないようご注意下さい!
途中には昭和のアイドルのポラロイド写真が飾られてあったり、ブリキのおもちゃも展示されていており、ここまででこの博物館を好きになっていました(笑)
3、レトロカーがいっぱい!「自動車博物館」
ようやく、博物館の名前にも入っている自動車達に会えます。私個人は車に興味ありませんし、一緒に行った嫁さんも興味ないんです。
でもここに来たら、きっとレトロカーの魅力にやられますよ!最近の車って、どれも似たような形や色だし、ミラーやハンドルなんかも大差ないですが、レトロカーは違います!
こんな小さい車動くの!?なにこの丸っこいミラー!タイヤのホイールおもしろーい♪などなど。なんとなく丸っぽくて、可愛らしいんですよー!
30台くらい展示されていますが、ひとつひとつが特徴的で見ていて飽きなかったですね。
また、階段を登って2階に行くと、自動車でも雰囲気がガラッと変わります。
レーシングカーや海外の有名な車など、荘厳な雰囲気を感じます。こちらは格好良さやスピードなど、性能を追求しているんだなと分かる感じで、展示内容で車の印象をガラリと変えるあたり、来客数の高さを証明している感じでした。
4、世界の映画ポスターがお出迎え「シネマワールド」
自動車エリアを過ぎ外にでると、海外の映画に使われたポスターが展示されているエリアに入ります。
ショーンコネリーがボンドを演じた「007は二度死ぬ」や、レオ様の「タイタニック」、他にも「ベンハー」、「フラッシュダンス」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、などなどなど。有名な作品のポスターが迷路のように壁に飾られています。
進んだ先には「三丁目の夕日」に実際使われたスーパーカブが展示されていたり、再現した街並みがお出迎えしてくれます。
あまり広くないはずの外のエリアでも、ゆっくり見ていくと時間かかりますよー。
5、ここに動物が!?「リス園」
もうここまで来ると、何故ここにリスが・・?と思わなくなってきているはずです(笑)
押し寄せる展示物の量に疲れたあなたは、このリスちゃんに大いに癒される事でしょう!
その後もキユーピーの製造見学、甘い香り広がるチョコレートファクトリー、世界のワイン&ビールエリアなど細かく続き、ようやく博物館一周が終わります。
入館料ですが、大人は1,080円、中学生・高校生が860円、幼児(4歳から)・小学生は430円です。
入る前は高いなーと思っていましたが、ゆっくり見て2時間くらい楽しめるので、満足です。
開館時間は季節によって変わります。
4/25~10/31 AM8:30~PM6:00
11/1~4/24 AM8:30~PM5:00
※最終入館は閉館30分前までとなっていますのでご注意下さい。
年中無休で、駐車場は無料で200台停められます。
伊香保温泉から水沢街道を下った右手にあります。ちょっと寄り道のはずがまさかのメイン観光地でした!
ほとんど室内なので天気を気にすることなくゆっくり展示をみられるので、子供からお年寄りまで楽しめる博物館ですよ!
ちなみに、日本一の集客は、私設(個人)の博物館では日本一だという事のようです。
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